★ THIS OLD TREE(この古い木) ★
(The American Field March 1991 Robert G. Wehle)
アメリカンフィールド誌
1991年3月ロバート・G・ホイール
あなたは、この大きな古い柏の木(ウォーターオーク)が、長年にわたって経験してきたことを想像できますか。
確実に300年以上?恐らく、その地を去らなければならないと決定される前に、その地域に住んでいたクリーク・インディアンのキャンプ・ファイヤーを聞いたはずです。
1836年の冬、これらのネイティブ・アメリカン(インディアン)は、米国の軍隊によってアラバマからオクラホマへ強制的に引っ張って行かれました。
ほとんどはその厳しい試練を生き延びることはありませんでした。
飢えと喉の渇きそして寒さが犠牲を強いられました。
現在、彼らが辿ったルートは、私たちの社会が永久に持っていく暗い影、「涙の道(Trail of Tears)」として知られています。
私たち平和を愛する人々が、そのような原始的な方法で振る舞うことが出来たとは、想像することさえ困難です。
すべての生命体とこの古い木の関連について考えて下さい。
非常に長年、何百羽ものウズラがそのドングリを常食にし、夏の暑い日にはその木陰を使用し、ナゲキバトはその保護された安全な隠れ場を楽しんでいました。
さて原始的な話に戻ります。
私たちはこれらの美しいウズラを殺しています。
そして地球上のあらゆる良いものを使い尽くすかあるいは破壊することに熱狂して、最後のハトを撃つために夢中になっています。
すぐに、私たちの後から来る人のために、残すものは何も無くなってしまいます。私たちが恵まれて、多くの人たちが非常に大切にしている、自然の驚異(景観)というこの素晴らしい贈り物を、保護したり保存すべきではないでしょうか?
世界のほとんどの人々が平和に気づき、民主的社会に生きることを学んでいる今、私たちは最後のグラウスを撃ち、最後のマスを釣り上げそして最後の狼を殺すと言う原始的な振る舞いを放棄する時ではないでしょうか?。
私たちの次の世代は、私たちが「涙の道」が行われたことを手を出さずただそばで見てた様に、私たちが野生生物を殺すことを手を出さずにただそばで見ているのでしょうか?
もし私たちが素晴らしい鳥猟犬とグラウスの存在を楽しみそしてそれが繁殖しかつ何度も何度も楽しまれるために飛び去るのを見たならば人生は最高ではないでしょうか。
それとも私たちはこの全ての華麗なものに永久に終止符を打つべきでしょうか?。
これは私たち1人1人がしなければならない決断です。
鳥猟犬のこのすばらしいスポーツの真の本質はゲームを殺すことではありません。
その追求です。
スポーツの本質は素晴らしい血統の注意深く磨き上げられたポインターが何世紀も受け継いできたこれらの全ての重要な特質を誇らしげに見せびらかせながらその巧みな技能を実行するのを見る楽しみなのです。
私はこれらの素晴らしい動物が訓練中にどのように虐待されたかという話を聞いて本当に心が痛みます。
人々が鳥猟犬の世界で議論の余地がない貴族に対してそんなに酷く虐待できるとは信じられません。
1991年に私たちは2時間のトレーニングビデオを完成しました。
ウイングアンドショット本の完全な最新版であらゆる方法で罰したりストレスをかけずにシューティングドックを開発し完全に仕上げる方法を証明する物です。
彼らの素晴らしい狩猟特性(ハンティング・クオリティー)が喜ばれ尊重されるだけでなく彼らの思いやりのある個性や知能とそして不動の忠誠心もまた全てが親切で良い取り扱いに対して彼は非常によく反応する様にしています。
私たちは英ポインターのような素晴らしい動物の継承を永久に感謝すべきです。
英ポインターは私たちが現在当然のことと非常に思いがちなそれらの素晴らしい特性のために600~700年間選択的に繁殖されてきた結果です。
歴史家は、ポインターが十字軍の時代にヨーロッパの至る所に広まって当時の王室・華族・貴族によって何代も何代も繁殖されて楽しまれてきたと主張しています。
結局彼らはイギリス諸島(English Isles)へ移住しました。
そこで過去数世紀の間英国の貴族によって繁殖され楽しまれてきました。
私たちの初期の輸入犬のほとんどはこの源から始まりました。
今夜あなたの犬舎の中で眠っているまさにそのポインターがそのような華々しい遺産を持っていると思うと興奮しませんか?要するに私が言いたいことは狩猟鳥を助けてこの素晴らしい犬を楽しみかつ尊重して彼の思いやりや献身に応じるという事です。
米イリノイ州シカゴ市『アメリカン・フィールド』誌のご好意により掲載
( Coutesy of the American Field, Chicago, Illinois )
UpdateDate(C)2019/09/24