★ POINTS TO PONDER(熟考するポイント)★
(The American Field July 1992 Robert G. Wehle)
アメリカンフィールド誌
1992年7月ロバート・G・ホイール
犬は美を楽しむのでしょうか。
私は何年も苦労してこの考えを熟考しました。
私たちが彼らを見るように彼らは私たちを見ているのでしょうか?。
何時もどうして彼らは真っ直ぐに私たちの目を見るのでしょうか。
そして彼らは何を見るのでしょうか?。
全ての進化シンドローム(症候群)は別の大きな驚きの源です。
この現象の中で最も挫折感を引き起こす結果の1つは犬と人間との関係の進化の素晴らしい実例です。
なぜこれらの2つの生命体がこのユニークな関係を経験して楽しむために選抜されたのでしょうか?。
ネアンデルタール人がマンモスを追跡するのにある犬の組織を使用して後で狩りに対する報酬を与えた時にこの結びつきがスタートしたのかもしれません。
人間と犬の間の絆はこの地球が非常に早期から楽しませてきた他のすべての生命体の中でもユニークなもの(犬だけ)です。
これはすべての生命体の間に多くの相関関係が存在していないと言っているわけではありませんが生態系全体では相互依存が続いています。
犬と人間との相互依存は他のすべてのものとは異なるということです。
相互依存はどこにでも存在します。
空と水・水と土地・土地と木・木と鳥や哺乳動物等すべての生命体は他のものに依存しなければなりません。
そしてそれらは順に他のものによって依存されています。
さもなければなぜそれらはここに存在するのでしょうか?。
私たちはこの高度に組織化された複雑なシステムの中で唯一の悪影響を及ぼす存在であるように見えます。
私たちは自分たちの知恵が神に取って代わると思っているに違いありません。
明らかに利欲が多くの最良の学者が予測しているように私たちの生命を与えるシステムを完全な破滅へと組みかえさせています。
話を人間と犬との相関関係に戻します。
そのすべての驚異に拍車をかけるこの相関関係には非常に多くの分岐点があります。
フィールドトライアルで私たちは素晴らしいパフォーマンスについて自分がどう考えているか知っています。
しかし犬がどう思っているか想像してみたことがありますか?。
あなたは、犬が自分で達成したことに気づいていると思いますか?。
私は犬が本当に自分のよい仕事に気づいていたと何度も信じるほどの親バカです。
私は自分の犬の考えを絶えず通訳(説明)しようとする罪を犯しています。
そして私は立派なパフォーマンスを完成したときにあたかも「ええそれについてどう思いますか?」とでも言おうとしているかのように真っ直ぐに私の目を見る犬を飼っていたと断言します。
ほとんどのスポーツにおいてそのような勝利者は得意満面で称賛され祝賀会が行われます。
犬に対してこれをどのように示すかには議論の余地があります。
私は自分なりのアプローチがあります。
それは自宅への帰り道に助手席に彼を乗せて途中モーテルの部屋に一緒に入り豊富なおべっかを気前よく言うことを含んでいます。
そしてもう一度言いますが私は完全に理解されていたと思います。
この英雄的な選手(パフォーマー)が時々ピックアップ・トラックの後ろの犬箱に本当に半分投げ込まれる様に積み込まれるのを見ると悲しくなります。
そして私が彼らを「英雄的である」と言うのは非常にしばしばその業績が最も不愉快な気候環境の下で行われたかもしれないからです。
そのような努力が彼の人生で最も重要な人物によって尊敬されず認識されない場合何が彼の心の中を通り抜けるでしょうか?。
せいぜいそれは彼を混乱させるだけに違いありません。
恐らく神が私たち人間にはそのように与えた思考というこの素晴らしい宝物を彼に与えなかったということはありえますしかし私はそうでないと思います。
私たちはどれくらいしばしば犬が睡眠中にほとんど走るようにその脚を動かしているのを見たでしょうか?。
ある人は犬が特にエキサイティングな狩猟経験の夢を見ていると推論するに違いありません。
さて彼がそのような経験を追体験する能力を持っていれば(特に潜在意識の中に)達成するために非常に長くあなたと犬がともに苦労して練習したその素晴らしいパフォーマンスについて犬が考える能力を持っていると推論することは不合理でしょうか?。
フィールド・トライアルを引退した犬を年代紀に載せることは面白いでしょう。
過去の選手(パフォーマー)を正当以下に扱うことはとても不公平なように思います。
とても多くのものを与えてくれる犬を無視したり虐待することは許されません。
それは性格の欠陥を露出して人々を正確に区別します。
これらの素晴らしい動物にたいする虐待は私を非常に不安にさせます。
私たちは、現在、配偶者や子供にたいする虐待についてとても多く聞いています。
しかし犬についてはどうでしょうか?殴る事・電気ショックの使用は両方とも考えると私は不機嫌になります。
それらの加害者が私たちのスポーツから締め出されるのを見届ける事は私たちの責任です。
私たちは「犬は美を楽しんでいるのでしょうか?」と不思議に思っています。
私は彼らがそうすると信じています。
米イリノイ州シカゴ市『アメリカン・フィールド』誌のご好意により掲載
( Coutesy of the American Field, Chicago, Illinois )
UpdateDate(C)2019/09/24