数ある訓練技術の一つを公開 

私の鳥猟犬の訓練は米国エルフュー犬舎の伝統ある訓練技術をトルーマン・コールス氏や成功した飼育訓練者のセオリーに従い数年の経験を経て初めて成功しました。
犬は人間と違って直感(オキシトシンやHonor)で判断するので陽性強化法を使って優しく能力が開花する時期を逃さず訓練しなければなりません。
たった一度の失敗が後に取り返しの付かない結果を招いてしまいます。
オキシトシンやHonorに無頓着で陽性強化法も意識せず無頓着な教える訓練は鳥猟犬どうしに協調性は無論の事人との協調性も悪くなりクラスの高い日本キジ猟犬にはならず日本キジを得意とする系統程ダービーブロークン(Darby Broken)俗に言う暴走犬になったりします。

 エルフュー犬舎の用語辞典にはダービーブロークンの説明がありません。
   何故ならばエルフューポインターは世界にも極めて少ないと言う本能的協調性が良い系統なのでエルフューの
   セオリーに基づいて飼育訓練を行えばダービーブロークンにならないからです。


 成功してこそ訓練です。
   私は昭和55年3月12日生れで生後60日のポインターから失敗し無い訓練が出来る様になりました。!


 それでは実際の動画を見て下さい!

   ☆ 左の動画は猟友のセターですがこの訓練フィールドで初めてお目にかかった一度も触った
     事の無い餌も与えた事がありません。

   ☆ 中央の動画もベル君とは初対面で!愛媛県から土曜日祭日と5回高知の仁淀川と
     物部川河川敷で基礎訓練を行いました。
     特筆すべきはベル君の尻尾です。
     アオア系独特の尻尾と思われていますが!ストレスをかけない陽性強化法訓練とHonorを
     取り入れた訓練の結果弓なりに反り上がった尻尾になりました。

   ☆ 右の動画はエルフューのセオリーに基づいた産箱から始まる飼育管理から訓練による!
     犬と犬の協調性や犬と人との協調性を見て頂きクラスドッグを望む人達の参考になればとの
     幸いと考え撮影しました。(上映時間38分)

     

 放鳥鳥を使っての訓練はあくまでも基礎訓練ですので!
   生後60日ともなると自然鳥の日本キジに逢わせ経験を積ます事で犬自らが
   日本キジの狩を犬自身が学習します。
   然し乍ら放鳥鳥を完璧に出来ない犬は日本キジを撃つことは出来ます。
   しかし、クラスの高い日本キジ犬にはなりません。

 クラスの高い日本キジ鳥猟犬の基礎条件
   ① 日本キジを得意とする血統の選択
   ② 産箱から始まる基礎訓練(母親任せで犬として育てるのでは無く
     人のために働く作業犬として育てる)
   ③ 生後7週目から120日までに一気に本能的猟欲(犬同士の協調
    ・人との協調・ポイントやバッキング・本能的マナー等の開花)
     が出るのでこの時期を逃さず日本キジ狩(猟)を経験させます。
   ④ キジ猟だけの目的であれば!只管数多くの日本キジに当てて経験
     をさすことで季節・天候・時間帯・地形・地物・を考慮したバードセ
     ンスとバードワークが強化されます。
   ⑤ 競技犬としても働かせたい場合は実猟犬以上に社会化訓練
     置き鳥を使ったマナー訓練を行います。


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UpdateDate(C)2019/08/09